理事長挨拶
この度、令和3年2月1日に一般財団法人宮城県予防医学協会理事長に就任致しました。前理事長の故・角田行先生の後継者として、当協会の円滑な事業運営とさらなる発展に全力を注ぐ所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。簡単に自己紹介をさせていただきますと、私は昭和58年に東北大学医学部を卒業後、リハビリテーション医学の専門医を経て、平成元年に東北大学医学部公衆衛生学教室に入局し久道茂教授のご指導のもと、健康診査・がん検診の評価研究や健康寿命に関する研究などを行い、平成14年に東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学分野・教授に就任し、現在に至っております。ご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
さて当協会は昭和62年4月に財団法人設立、平成25年4月に公益法人制度改革に伴い、一般財団法人に移行し健診事業を展開しております。
法人設立以来、予防医学に関する各種の健診事業を通じ、県民の皆様の「健康保持・増進」と「福祉の向上」に寄与する事業に取り組んで参りました。
主な健診事業としまして、検診車を活用しての巡回健診(学校・地域・職域)及び施設健診(健診センター)に取り組んでおります。
巡回健診においては、関係機関と連携を図り、集団方式を実施し疾病の予防・早期発見に取り組んでいます。
施設健診(健診センター)では、人間ドック、生活習慣病予防健診、婦人科健診をはじめ、MR装置・CT装置を導入し、脳健診をも含めたオリジナルの健診メニューの提供を可能とし、受診者の皆様から好評を頂いております。更に上部内視鏡検査の受け入れ体制の強化も図っており、お客様のニーズに合わせた健康管理のお手伝いをさせていただいております。
これからも「お客様第一」・「お客様目線」を最優先とし、「サービスの徹底・接遇の向上」、「検査精度管理の強化」、「健診技術のスキルアップ」などに積極的に取り組み、お客様から信頼される健診機関を目指して参ります。
引き続きご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
一般財団法人宮城県予防医学協会
理事長