腹部超音波検査(巡回・施設)

X線は使わず、苦痛もありません。
自覚症状のない腹部の疾患はこれまでの一般的な検査では発見しにくいものでしたが、超音波検査をすることで早期発見ができるようになりました。当協会では、スタッフに超音波検査士をそろえ、質の高い検査をみなさまにご提供しております。

腹部超音波検査

膀胱充満法

膀胱に尿を溜めた状態で検査を行います。上の写真では約300ccの尿が溜まっています。この方法で検査することによって、2~3ミリの小さい膀胱腫瘍でも検出が可能になります。
矢印の部分が膀胱癌(約9mm)で、膀胱内視鏡にて摘出されました。
膀胱まで検査している施設は少ないので、当協会での受診をお勧めします。

腹部超音波検査実績(1994年度~2004年度)

悪性腫瘍確定診断者 119名
約1000人に1人の割合で悪性腫瘍が発見されています。

手術件数 悪性腫瘍 良性腫瘍
胆嚢 7名 5名 2名
肝臓 15名 14名 1名
膵臓 9名 8名 1名
腎臓 42名 40名 1名
腎孟 4名 4名 0名
副腎 2名 0名 2名
膀胱 41名 34名 7名
婦人科(子宮) 12名 1名 11名
婦人科(卵巣) 16名 2名 14名
腹部大動脈瘤 4名
その他腹腔内腫瘍 19名 11名 8名
合計 171名 119名 47名

(総受診者数=119,249名 悪性腫瘍検出率=0.099%)

腹部超音波検査では、胆嚢・肝臓・膵臓・脾臓・腎臓・副腎・膀胱・前立腺・子宮・卵巣等の異常の有無を、直接目で観察することが可能なので、疾患を的確に発見します。

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☎ 022-343-7001 info@mhsa.jp
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Vol.46(2024年秋)
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